脂質異常症の薬を自己判断で中断していませんか

症状がないから中断しやすい脂質異常症

脂質異常症は血液検査で初めて指摘されることが多く、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そのため「薬を飲み始めて数値が落ち着いたから」「最近は体調も良いから」と、ご自身の判断で内服を中断してしまう方が少なくありません。しかし脂質異常症は動脈硬化を静かに進行させる要因であり、治療を中断すると数値が再上昇し、血管への負担が再び蓄積していきます。

夏から秋にかけて崩れやすい生活習慣

暑い時期は食欲低下や運動不足、逆に冷たい飲料や麺類など糖質・脂質に偏った食事が増えやすい季節です。気温差が大きくなるこれからの時期は、体調管理が疎かになりやすく、脂質異常症の管理にも影響が出やすいタイミングといえます。内服を継続しながら、食事内容や活動量を見直すことが治療効果を保つうえで重要です。

治療は生活習慣の改善と薬物療法の両立

脂質異常症の治療は、食事療法・運動療法と薬物療法を組み合わせて行うのが基本です。薬だけに頼るのではなく、また生活習慣の改善だけで自己判断により薬を中止するのでもなく、医師の指示のもとで両方を継続することが、数値の安定と将来的な合併症予防につながります。少しでも数値や体調に変化を感じた場合は、自己判断せず早めにご相談ください。

定期検査で管理状況を確認

脂質異常症の管理状況は、定期的な血液検査でコレステロールや中性脂肪の推移を確認することが基本になります。あわせて動脈硬化の進行度が気になる場合は、血圧脈波検査(CAVI/ABI)による血管の状態評価も選択肢のひとつです。数値の変化を継続的に把握することで、治療方針の見直しにも役立ちます。

錦糸町内科ハートクリニックでの継続フォロー

錦糸町内科ハートクリニックでは、糖尿病内科・循環器内科の専門的な視点から、脂質異常症をはじめとする生活習慣病の継続管理をサポートしています。忙しい時期でも通いやすいよう土日終日診療を行っておりますので、内服の継続や検査のタイミングについて気になることがあれば、当院にご相談ください。