健診で「LDLコレステロール高め」と指摘されたら
健診の結果表で、LDLコレステロールや中性脂肪に「要再検査」「要精密検査」の印が付いていても、症状がないためそのままにしている方は少なくありません。脂質異常症は自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに動脈硬化が進む可能性がある病気です。まずは、結果表の数値の見方を整理しましょう。
脂質異常症の診断基準は4つの項目
日本動脈硬化学会の診断基準では、空腹時の採血で次のいずれかに当てはまると脂質異常症とされます。
- LDLコレステロール:140mg/dL以上(120〜139mg/dLは境界域)
- HDLコレステロール:40mg/dL未満
- 中性脂肪(トリグリセリド):150mg/dL以上
- non-HDLコレステロール:170mg/dL以上
ただし、治療の必要性や目標値は数値だけでは決まりません。年齢、性別、糖尿病や高血圧の有無、喫煙、ご家族の病歴などを合わせて、一人ひとりのリスクを評価します。
数値の先にある「血管の状態」を確認する
同じ数値でも、血管への影響には個人差があります。そのため、必要に応じて血管の状態を直接調べる検査を組み合わせます。
- 血圧脈波検査(CAVI/ABI):血管の硬さや、下肢の血流の状態を調べる検査です。
- 頸動脈エコー検査:首の血管の壁の厚みや、プラーク(血管壁のふくらみ)の有無を、痛みや被ばくなく確認できます。エコー画像をもとに、医師が診察で結果を説明します。
検査の要否は、血液検査の結果や背景を踏まえて医師が判断します。
こんな方は一度ご相談ください
- 健診でLDLコレステロールや中性脂肪の高値を指摘された
- 糖尿病、高血圧、喫煙習慣がある
- ご家族に若くして心筋梗塞や脳梗塞を起こした方がいる
治療の基本は食事と運動の見直しで、必要に応じて薬を併用します。まずは現在の状態を知ることが第一歩です。
錦糸町内科ハートクリニックは、錦糸町駅直結のパルコ7階にあり、土日も診療しています。平日はお忙しい方も、健診結果をお持ちのうえ、お気軽にご相談ください。